| ●テーブルの歴史

テーブルの歴史は紀元前1600年頃のエジプトまで遡ります。
当時エジプトでは「長方形・4つ脚・木製」のテーブルが使用されていて、そのデザインは
ほとんど変化することなく 現代まで続きました。
しかし、17・18世紀のアメリカとイギリスで新しいデザインのテーブルが登場し始めました。
アンファンでご紹介しているシンプルなダイニングテーブルから、後ほどご紹介する各種
テーブルまで様々な形のテーブルが この時代に生まれたのです。
都会で生み出された
斬新なデザインのテーブルは序々に田舎のカントリー家具職人たちにも
受け入れられる
ようになりました。都会の家具職人は好んでマホガニーを使用していましたが、
地域に根
ざしたカントリー家具職人たちはその土地で採れる馴染みの深いパインやチェリー、メー
プルといった 木材を使ってシンプルでがん丈なテーブルを作っていました。
では、アメリ
カンカントリー家具の中に取り入れられた代表的なテーブルをご紹介しましょう。
-ハッチ・テーブル-
植民地の家々は開拓した土地も少なかったため小さく、家の中のスペースも限られていました。
ダイニングテーブルは必要不可欠 な家具ですが、場所を取るため他の用途にも利用できるハッチ・テーブルやチェア・テーブルが考え出されました。
テーブルの天板を上に持ち上げると椅子の背もたれとなり、壁に寄せて使用できるので、スペースを広く使うことができたのです。
-ペンブローク・テーブル-
イギリスのペンブローク伯爵にちなんで名付けられたこのテーブル
は、18世紀中頃のイギリスでティー・テーブル(TEA TABLE)
としてお茶の時間に使用されていました。ペンプローク・テーブル
の特徴は2枚の小さな折りたたみ天板を持ち上げて固定し、楽し
い午後の一時を過ごしていたことでしょう。アメリカでは1760年〜
1820年頃、朝食用テーブルとして人気がありました。
-トレー・テーブル-
左図の一風変わったテーブルは、アメリカの裕福な家庭で、料理を出す時に用いるトレイ(SERVING TRAY)を基に
デザインされているので「トレー・テーブル」と呼ばれています。上でご紹介したペンブローク・テーブルのように折りたたみ天板が
下に折れるのではなく、上に折れるのが特徴です。折りたたみ天板を降ろすと大きな天板として使用でき、
温かいお料理を乗せることができるのです。 ここでご紹介したテーブルは全てスペースを上手に使用できるテーブルたちです。
みなさんもお気に入りの一品を見つけてみてはいかがでしょう。
〜CountryNews
vol.23より抜粋 |